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せっきーの巻

· エンジニアLink世話人日記

こんにちは。
エンジニアLink世話人 せっきーこと、關口洸介(せきぐちこうすけ)です。浅井さんからのバトンを引き継ぎます!

エンジニアLinkは、生粋のエンジニアがたくさんいますが、私のような自称(?)エンジニアも受け入れてくれます(^^)人材サービスの会社で事業開発をしていますが、心は「エンジニア」です!
◆自己紹介
新卒1期生として入社したパソナキャリアで、「良い会社サーベイ」事業開発マネージャーとして、産官学連携の共同研究、サーベイデータ分析、プロジェクトマネジメント等々をしています。
高専から大学院までは機械システム工学を学び、統計的実験計画法、ニューラルネットワークを利用した振動制御、非線形バネによるエンジンマウント開発等、5つの研究に没頭しました。就活のとき、「自分1人がスーパーエンジニアになるより、100人のエンジニアが最適な職場で働く支援をした方が、世界をより良くできる!」とひらめき、ヒトに関わる仕事を選んだ結果、今に至ります。
◆エンジニアLinkって?
私にとって「エンジニア」は、『技術を通して、人の幸せに貢献するヒト』だと定義しています。哲学者(フィロソファー)、科学者(サイエンティスト)と違う点は、理想を描き、証明するだけでなく、『実現させる』ことへの果てしない挑戦をする生き方だと思っています。そして、匠・職人(テクニシャン)の「技」を、再現性のある「技術」に変換して、ヒトの可能性を拡げる支援者でありたいです。そんなエンジニア同士が、つながり、新しい価値を創造していける場が、エンジニアLinkだと思います!
◆近況 〜世界から、日本を見て
「失われた20年。それでも、笑っていられる日本人」
最近、36歳にして初めての海外渡航しました!(笑)シリコンバレーへ視察に行き、日本の組織が抱える問題点に大きな危機感を持っています。日本市場中心で顧客視点がない製品開発、研究開発投資や人材育成に積極的でない経営、失敗を許容し新しいことに挑戦できる風土…
「何故、日本人は危機感を持っていないの?」
という問いかけに、心のどこかで日本はまだなんとかなるだろうという希望的楽観主義と他者依存の自分に気づき、ショックでした。
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◆最後に
「不都合な現実と徹底的に向き合い、不可能を可能にするのがエンジニアリング」
高専では、15歳からエンジニア教育を徹底され、「エンジニアは、何のために働くべきか?」、「私たちが、世界に貢献できることは何か?」、「辞めたければ辞めればいい、人からなんと言われようが自分が没頭できる好きなことをやれ!」と、ジャパンアズナンバーワンを造ってきた誇りや自分で人生を選択する自由を教官たちから教わったことを、シリコンバレーから帰ってきて思い出しました。「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」とは、あるエンジニア(であり、偉大な経営者)の言葉です。自分にとって目を覆いたくなる現実でも、それを受け止め、乗り越えられる強さを持った「エンジニア」でありたいと思います。私は、「誰もが働く幸せを感じられる、心の失業率0%の社会をつくる」をミッションに、エンジニアがワクワク働ける日本を、エンジニアLinkの仲間と創っていきたいです(^^)