みなさん、こんにちは!大好きな長屋さんから、バトンを受け取った中村薫です。 って「誰やねん!?」と思う方が沢山いると思うのですが、少しだけ読み進めてもらえるとありがたいです。
【自己紹介】
生まれは東京なのですが、京都で幼少期を過ごし、社会人になってから山陰両県(鳥取・島根)を制覇し、今は埼玉に住んでいます。
趣味はスポーツ観戦。特にプロレスが好きです。中学生くらいから好きで当時は単純に「強さ」に憧れていたのですが、今は「受けの美学」。要は、観客に魅せるために、いかにして技を受け、試合を作り上げていくかの「プロセス」に関心を持っています。 受けて、耐えて乗り超えていくプロレスは、何よりサラリーマン生活とシンクロするのです(笑)。
仕事は、メーカーで人事をやっており、エンジニアではありません。ただ、私自身、人は「人との繋がりの中で成長していく」と思っていますし、「人との対話の中で学んでいく」と思っています。だから、「エンジニアLink」の「エンジニアが繋がって『面白さ』を実感する」というビジョンは物凄く共感できますし、楽しく参加させていただいています。
【エンジニアLinkについて】
実は、フィジカルに参加したのは1回だけで、コロナ禍で人恋しくなり最近はオンラインで結構参加させていただいています。だから、数多く参加出来ているわけではないのですが、今のところの私の中の「神回」は、「これからの日本のモノづくりを考える」という回です。とある異色のキャリアを持つ生産技術者の方が、たまに開発と喧嘩しながらも、製造現場と擦り合わせを行い、良いモノを世の中に送り出していく、というそれまでのキャリアの振り返りの会でした。「メーカーあるある」過ぎて、物凄く共感しながら聞いていたのですが、皆で質問を繰り返しながら、それぞれの葛藤が言語化されていく様子は凄く楽しかったですし、学びも多かったです。
さて、私の勝手なイメージですが「エンジニア=合理的な考え」という印象があります(エンジニアの方に失礼かな・・・?)。一方、「エンジニアLink」の特徴として、物凄く「ゆるく」、一見「ムダ」だと思ってしまいそうなことが、たくさんあることが挙げられます。「エンジニアLink」には、その「ムダ」をみんなで楽しめる雰囲気があり、「合理的」とは程遠い内容の対話がたくさん行われています。 言い換えると、「エンジニアLink」は「ムダ」を楽しむ「余裕」を持った人の集まりなのかもしれません。
【エンジニアLinkで、自分がやりたいこと】
最近、自分の中の探求テーマに「ジョブクラフティング」というものがあります。簡単に言うと「仕事の意味づけ」です。有名な例として、レンガ職人に対して「あなたは何をしているのですか?」という問いを投げかけると、ある人は「レンガを積んでいます」と答え、またある人は「多くの信者が心のよりどころとなる教会を作っています」と答えます。この例は、同じ行動をしていても仕事に対する意味づけが大きく異なっていることを示しています。どちらが良い悪いではないですが、できれば「ワクワク」して仕事をしたいですし、「エンジニアLink」に集うみなさんとその「ワクワク」を共有できればと思います。
現在、バトンを回してくれた長屋さんと「『働く』×『ジブン』」という企画を立ち上げようとしています。簡単に言うと、それぞれの「『働く』×『ジブン』」の軸を対話で見つける企画なのですが、機会があればぜひ「エンジニアLink」のみなさんともやってみたいと思っています。
【最後に】
最近、エンジニアのみなさんには馴染深い「エンジニアリング(科学技術を生産に応用すること、工学)」と「ブリコラージュ(野生的思考)」の掛け合わせについて考えています。
エンジニアリング:エンジニアが設計図を作り、設計図に合わせて必要な道具や材料を集め、設計図に忠実に作る。
ブリコラージュ:寄せ集めの材料や道具を組合わせて必要な物を手作りする。
先が見えにくく、正解がない社会で、それぞれが持っている物を寄せ集めて機敏に対応していこうという意味で「ブリコラージュ」が注目され始めているのですが、「エンジニアリング」の思考で科学的に効率よく、物を作ることも現代社会を構成する上で、とても重要なことです。 「エンジニアLink」は、「エンジニアリング」と「ブリコラージュ」の両方を持ち合わせている人達の集まりだと感じています。要するに、「合理的」でもあり、「ムダ」もある。そして、「ムダ」を楽しむ「余裕」がある、と感じてます。
つらつらと書いてきましたが、気軽に参加してもらって、参加している人と繋がることで「ワクワク」を持って帰ってもらえるといいなぁ!と思っています。 読んでくださった方と「エンジニアLink」で繋がれるのを楽しみにしています!
Arrivederci!(ではまた!)